恋愛において「マンネリ化」は大敵であり、難敵です。
なぜなら恋愛において新たな異性の出会いとは刺激的で、不安定で、だからこそ情熱的になってしまうものだからです。
特に「他好き」と言われる、パートナーがいながら他の異性を好きになる行為は、背徳感や罪悪感ですら刺激として気持ちを盛り上げるスパイスになってしまいます。
でもまずは安心してください。
マンネリ化は平等に訪れるものであり、彼の新しい彼女も例外ではありません。つまり他好きで一時的にあなたのことが頭になくなったとしても、落ち着いた頃に思い出して後悔する可能性は十分にあります。
そこでこの記事では他好きでの別れが後悔しやすい理由や、復縁するための方法について詳しく解説していきます。
マンネリ化による他好きで後悔するケース
まずはマンネリ化による他好きで後悔するケースについて解説していきます。
①気遣いに気づけなかった
あなたの気遣いを当たり前だと捉えられていて、彼が気づけなかったパターンが考えられます。
気遣いに気づける人というのは、同じくらい気遣いができる人である事が多いです。特に女性は精神年齢が高いことが多く、男性よりも自然と気遣いできます。
しかし付き合っている段階で彼が気遣いに気づいてくれるとは限らないんですよね。
場合によっては気遣いが当たり前になりすぎて、感謝するどころか、気遣いがちょっと少なくなっただけで怒ってしまうようなケースもあります。毎日ご飯をつくってあげたら、ある日ご飯を作ってなかっただけで「なんで作ってないんだよ!」と怒られるようなケースですね。
付き合っている時は当たり前過ぎて気づかなかったことも、別れてすべてを失ってから気づくことがあります。その時は「彼女ってずっと俺に尽くしてくれたんだなあ」と後悔するでしょう。
②いつでも連絡が取れる相手がいなくなった
いつでも連絡が取れる相手がいなくなってから後悔するパターンです。
他好きになった彼がすぐに相手と付き合ったなら別かもしれませんが、必ず付き合えるとは限りませんし、付き合えずに終わってしまう可能性もあります。
彼が意中の相手と付き合えていない以上、フリーと変わりませんから、朝や夜など寂しくなる瞬間がかならず訪れます。
お互いが寂しい時、悩んだ時、楽しい時など、いろんな出来事や感情を共有していたパートナーがいなくなるのは胸にぽっかり穴が空いたような感覚です。
ふとした夜に連絡しようとして「あっもう付き合ってないんだった」と感じたり、寝る前に誰にも連絡する人がいなくなったことに気づいて寂しくなったりするのです。
彼がふと寂しくなった瞬間に別れを後悔することがあるでしょう。
③別れてから相性の良さに気づいた
彼があなたと別れてから相性の良さに気づいて後悔することがあります。
彼に恋愛経験が豊富なら、今までのパートナーと比べて相性の良さに気づけますが、恋愛経験が少ない場合だと相性の良さに気づくことができません。
また彼が他好きをしたのが初めての場合、「ラリ期」と呼ばれる状態に突入し、周りが見えなくなります。
まるで今まで味わったことがないような高揚感や情熱に襲われ、すべてが理想の女性のように見えてしまうのです。
しかしそんな情熱的な感覚も時間が経つにつれて落ちついてきます。
そして気持ちが落ち着いてくると、途端に好きだった部分が嫌になったり、欠点が目につくようになります。そしてふと新しい彼女との相性に疑問を持つようになると「〇〇と俺って相当相性良かったんだな…」と考えるようになるのです。
他好きのような恋は我を忘れるほど情熱的になりますが、長くは続かないことが多いのです。
④思い出がたくさんあった
あなたと過ごした思い出がたくさんあればあるほど、彼が後悔する可能性が高いでしょう。
家デートをしたり、でかけたり、お泊りデートをしたり、色んな思い出があればあるほど、別れた後の寂しさは大きくなります。人によってはスマホの写真フォルダを消せなかったり、思い出として残しておく場合もあります。
もし彼に未練が残っているようなら、あなたとの思い出を忘れられていないのかもしれません。
彼が別れてから後悔している時にする行動
もし彼があなたと別れてから後悔している場合、どんな行動を取るのでしょうか?そもそも後悔しているということは、未練がある可能性が高いということ。
では未練がある場合、どんな行動を取りやすいのか?詳しく解説していきますね。
①ちょくちょく連絡してくる
他好きで振ったことを後悔している場合、ちょくちょく連絡してくる可能性があります。そしてあなたに連絡をしてくる時点で
- あなたとの関係を切りたくない
- ヨリを戻したい
のどちらかです。
ただヨリを戻したいならもっと具体的なアプローチをしてくる可能性が高いですから、「あなたとの関係を切りたくない(友達関係でいたい)」の方が有力でしょう。
ただしどちらにせよ別れてもあなたとの関係を保ちたいということなので、復縁したい場合などはポジティブな状態です。
縁を切りたいならとっくにブロックなどされているでしょうから、向こうから連絡が来る時点で少し未練が残っているのは間違いないでしょう。
この後の行動次第では復縁につなげることも可能です。
②ご飯や飲みなどの誘いがある
彼からごはんや飲みなどの誘いがあった場合は、心の底であなたとの関係を保ちたい、またはヨリを戻したいと考えている可能性が高まります。
逆の立場で考えてみると、もしあなたに好意を向けてほしくない場合、わざわざ食事に行ったり飲みに誘う理由はありません。
まったく仲良くもしたくないし、ヨリも戻したくないなら距離を近づけないようにするはずですからね。
ヨリを戻したい気持ちとしては昼の食事よりも夜の飲みなどに誘われた場合の方が高くなります。基本的に夜の誘いのほうが復縁を望んでる可能性が高いでしょう。
ただし彼があなたのことを都合よく誘ってくる場合は断るのもありでしょう。元々他好きをした彼は自己中心的な行動をしたはずです。一方的に別れを突きつけた彼を甘やかすと、さらにつけあがってしまうので、自己中な誘いは勇気を持って断りましょう。
③彼女との恋愛相談をしてくる
特に今の彼女に対する悩みや不満を口にしている場合は、なおさらあなたと別れたことを後悔しているかもしれません。そもそも好きでもなく、好きになってほしくもない人に恋愛相談なんてほとんどしません。
特に男性にはプライドがあるため、よほど心を許していないと自分の悩みは吐き出せないからです。つまり、恋愛相談をする時点であなたのことを信頼している証拠です。
もし彼があなたに恋愛相談を持ちかけて弱気な自分を見せてくる場合は、今の彼女のもとに行ってしまったことを後悔しているかもしれません。
他好きから復縁する方法
では他好きをしてしまった彼と復縁する方法はあるんでしょうか?自分の行動次第で復縁することができるなら、やれることはやってみたいと思いませんか?
ここからは大好きな彼と復縁するための方法について解説していきます。
①時間を置く(冷却期間)
もし真剣に元のパートナーとの関係を再構築したいと考えているなら、まず最初に一定の冷却期間を設定することが必要です。
冷却期間とは、双方の感情がリセットされ、旧い関係から完全に切り離される時間のことを指します。
現在、あなたの心は破壊されてしまったかのようで、深い苦しみに耐えていることでしょう。仕事中でも、帰宅時の電車でも、家にいるときでも、涙をこらえることが難しいほどです。
可能であれば、すぐに元の関係に戻りたい、抱きしめたい、一晩中一緒にいたい、という感情があふれているかもしれません。
しかしここで、一切の連絡を止め、心臓が裂けそうなほどの感情を押さえつけることが必要です。
「新しい彼女はどう?」といった興味本位のメッセージも避けてください。
既読無視をされる可能性が高いため、こらえてください。
元のパートナーは、あなたに対する罪悪感を抱いています。
そのため、あなたが彼に連絡を取ると、まだ感情が残っていることが明らかになり、それは彼をさらにあなたから遠ざけることに繋がります。
新たな女性との関係が始まっている中で、元のパートナーから連絡を受けることは、正直なところ不快です。
それは「思いやりのない女性」という印象を与え、反感を買うだけです。
何度も言いますが、真剣に元の関係を再構築したいと思うなら、冷却期間中は絶対に連絡を取らないでください。それが彼からの連絡が来る可能性を大幅に高めます。
②他好きになった原因を考える
彼が他好きになった原因を考えてみましょう。
長期間にわたる恋愛関係では、一定期間同じパターンの生活が定着すると、関係はマンネリ化する傾向があります。
これは必ずしも悪いことではなく、安定した関係性を示すこともできるので悪いことだけではありません。しかし一部の男性は「新鮮さや刺激がないな」と感じることもあります。最もこのマンネリ化という現象は男性だけでなく、女性もまた同様です。
一方で新しいパートナーとの関係は、新たな刺激的な経験をもたらします。特に現在の関係がマンネリ化していると感じている人ほど新鮮さや変化を求める傾向があるでしょう。
恋愛において同じことの繰り返しでは刺激がなく、ずっと同じ感情のままになります。時に恋愛においてはクズ男やクズ女と言われる異性に惹かれることがありますが、なぜクズなのに付き合ってしまうのか?というと、何をしでかすかわからない異性の方が刺激がある(飽きさせない)からです。
もちろんどんな関係においてもマンネリ化は必ずきます。大切なのはマンネリ化を前提としてどうすべきか?を考えることです。
同じことの繰り返しにならないためにも、原因を突き止め、改善する努力が必要です。
③彼が求める自分になる
もちろん健全な恋愛関係はお互いを尊重し、成長しあっていくような関係です。
自分自身を偽らずに本当の自分を見せて、相手も同じように等身大の自分で接してくれて、その上でパートナー関係が上手くいくのが理想です。
でもこれは長期的な視点で見るといいかもしれませんが、「復縁できるか?」という視点ではむずかしいです。
だってありのまま過ぎたせいで別れてしまったとしたら、それは変えていくべきだからです。彼とまた結ばれるためには、まず彼が求める女性ではなければいけません。
特にマンネリ化してしまったことで他好きになられたなら、それは恋愛関係において時折刺激が必要とも言えます。
もちろん自分を変えるといってもすべてを変える必要はありません。
あくまで彼が求める女性像を理解するだけでいいのです。言葉の掛け方や接し方を変えるだけで彼からの印象は大きく変わりますから、まずは「彼が好む女性はどんな人なのか?」を知ることが大切です。
他好きは別れて正解な場合もある
最後にお伝えしたいのは、他好きをするような彼とは別れたほうが正解かもしれないというこおです。
他好きをして彼から別れを告げられた場合、それは完全に彼の過ちであり、あなたの信頼を裏切る行為とも言えるからです。
恋愛関係では、信頼と尊重が必要不可欠です。
パートナーがいるのに他好き(実質浮気)をするという行為は、あなたを裏切る行為であり、その結果、あなたの心に傷つけたということです。
もちろん異性を好きになるというのは理屈ではないですし、あなたにもパートナーがいたとしても好きになる可能性はあります。
でもやはり実際に行動に移して別れてしまったという点では、今後も同じことを繰り返す可能性があるでしょう。
その気持ち、痛いほどわかります。好きな気持ちは理屈じゃないですから。
でもあなたが今後、本気で他好きから復縁をしたいと考えるなら、ちゃんとほか好きの原因を突き止め、改善の努力をする必要があります。
そしてそれは彼の努力も必要であり、復縁する際にも彼の反省が必須です。
- 彼が本当の意味で謝罪しているか?
- 彼の反省をみてもう一度本気で信用してみようと思えるか?
- 彼との明るい将来が描けるか?
など、たとえ復縁を申し込まれた場合でも、十分に考慮した上で決断する必要があるでしょう。
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