「他好きして私を振ったクズ彼氏に最悪な結末を迎えてほしい。」と望んでいるあなたへ。「因果応報」という言葉がありますが、これは過去の行動が現在や未来に影響を及ぼすという言葉です。
あなたに対してひどい振り方をしたり、パートナーがいるのに平気で他の女性を好きになるような男は因果応報があって然りです。
この記事では他好きって因果応報は起こりやすいの?起こりやすい他好きと、起こりにくい他好きってあるの?などについて詳しく解説していきます。
他好きで因果応報は起こるか?
「他好きをすると因果応報で天罰が下る」
他好きされて振られたあなたからすれば、彼女がいる立場で他の女を好きになった彼に因果応報で不幸な結末を迎えてほしい。
あるいは新しい彼女と大失敗して、自分の元へ土下座でもしに来てほしい…と願っているかもしれません。
Wikepediaによると因果応報とは「過去の行為の善悪に応じて現在の幸・不幸の果報があり、現在の行為に応じて未来の果報が生ずること。」だそうです。つまり過去が現在の結果であり、現在の行動が未来の結果に繋がるということ。
つまり他好きをした彼は「過去に他好きをした」という事実があり、それが悪であれば現在にはなんらかの果報(報い)があるということ。
他好きはパートナー(彼氏・彼女)がいるのに他の女性を好きになってしまうことですが、では他の女性を好きになること自体は悪いことなんでしょうか?
好きになるというのは感情的な要素が大きく、理性で止められるようなものではありません。本能レベルで好きになってしまえばそれは、いくら抑えつけようとしても想いは溢れてしまうものです。
つまり他好き自体は因果応報で不幸が訪れるほどの悪いことではないのです。
他好きに因果応報が起こりやすい理由
ではなぜ他好きには因果応報がつきものなんでしょうか?
実は因果応報を受けるのは他好きという事実ではなく、「どんな状況や思いで他好きをしたのか?」が重要なのです。
①罪悪感が残る
振ったしまったことへの罪悪感で苦しみ続けることがあります。
特に振った相手には大きな傷が付いてしまうこともありますから、傷つけてしまったという事実で苦しんでしまうこともあるのです。
如何はとある他好きになった男性のエピソードです。
振ってしまった彼女への罪悪感で、未だに胸が苦しいです。
僕は25歳です。過去に半年ほどお付き合いした彼女を他好きを理由に振ってしまいました。今は好きになってしまった職場の女性と付き合っています。
前の彼女と別れる前から、今の彼女とは友達として会っていました。友達としての付き合いだったものの「付き合ってほしい」とは言われていました。当時は彼女がいながら揺れてしまったこともあり、お別れすることを選びました。別れた後、僕の家にあった荷物を渡そうと思ったところ、荷物を渡すだけでも会いたくないと言われました。
僕は前の彼女に対して伝えたいこともあったのですが、やはり拒否され「荷物は捨てておいてください」と言われました。もちろん付き合っていながら他の女性を好きになった僕が悪いのですが、いまだにふとした瞬間に罪悪感でいっぱいになります。今の彼女といる時も、元カノへの罪悪感が頭を占めることもあります。この苦しみはどうすればいいのでしょうか。
他好きで振るという行為は「パートナーがいながら他の女性を好きになった。俺って最低なやつだな」と思いやすい別れ方です。
特に相手の女性が引きずっていたり、傷つきやすいタイプの場合は罪悪感でいっぱいになりやすいです。
罪悪感がありながら次の恋愛をすると、過去の傷つけてしまった体験が蘇り、幸せな気持ちになることは難しいでしょう。
②パートナーを大切にできなくなる
他好き相手のパートナーを大切にできないまま別れてしまう可能性があります。
もちろん彼のあなたと現在の女性への想いは別々のものですし、別れているわけですから本来は彼が何をしようと問題ないはずです。
しかしそれでも「大切にできなかった」「傷つけてしまった」などの自覚がある場合は、ずっと「相手と幸せになれるんだろうか?」というネガティブな気持ちになりやすくなります。
彼が他好きであなたを振ったことは紛れもない事実です。
その事実から逃げるように他好き相手と付き合っても、また他好き相手と同じことを繰り返す可能性が高いです。
「その場しのぎで付き合う」という関係性は長続きしないのです。
③他好きしやすい同士の付き合いになりやすい
お互いに他好きになった等の場合、すぐ破綻する可能性が高いです。
そもそも他好きになりやすい人というのは本能が強いタイプの人間です。たとえば魅力的な異性にであうと彼女がいようが、奥さんがいようがドキドキしてしまうもの。
更に他好きになった女性が他好きしやすいタイプとなると、どちらも浮気グセがあるのですぐに破綻しやすいです。
それに他好きになりやすいと、それはしばしば信頼関係の問題を引き起こします。
常にパートナーが他の誰かに目を向ける可能性があると感じると、安心感や信頼感が作りにくくなるのです。
またパートナーが他の人を好きになる傾向がある場合、現在のパートナーに不満を持った時、それらを相手に伝えるよりも、他の人を求めることがあります。
他好きが一度かぎりな場合もありますが、パートナーがいる相手に対して近づこうとする相手との関係は失敗しやすいでしょう。
他好きしたクズに因果応報が起こるケース
他好きには誰から見ても「クズ!」と言われておかしくないようなケースも存在します。
他好き自体が悪いことではなくと前述しましたが、周りに迷惑をかけたり、相手にトラウマを植え付けかねないような他好きは因果応報を受ける可能性があります。
そこでここからは因果応報を受けやすい他好きをご紹介します。
①二股をした
他好きになり、パートナーと別れていない状況で二股をしてしまったパターンです。
遠距離の彼氏と付き合っていたとき、付き合い始めて三年目に浮気の彼ができました。両方本当に好きでした。一年後に遠距離の彼氏と別れて浮気の彼を選んだところ、あまりの空虚さに三ヶ月で別れました。両方いて満足な状態だったんでしょうね。浮気の彼は自分が二人目だということを知っていていつも寂しそうな瞳をしていました。若かったと言えばそれまでだけど、本当に傷つけたと思います。浮気はしちゃだめですね。
他好きというのはしばしば「本命ありき」という部分があります。
他好きでは「バレてはいけない」「悪いことをしている」などのドキドキ感や、彼女がいるという障害がなおさら気持ちを盛り上げることがあります。
しかしそれはすべて「二股だからこそ」なのです。
二股の背徳感や障害によって一時的に燃え上がっていることに気づかずに、他好き相手と付き合ってしまうと、すぐに別れに繋がります。
②他好き相手に振られた
他好き相手にすぐ振られてしまうという因果応報です。
私は彼女と3年くらい付き合った時に職場の別の女性を好きになってしまい「好きな人が出来た」と言われ、当時の彼女を振りました。当時の彼女を振ったその後、好きな人と付き合いましたが、4ヶ月位で振られてしまいました…
他好きの相手と付き合うために今の彼女を振ったのに、その後すぐに別れてしまいました。このケースでもやはり「他好きだったからこそ」だった可能性が否めません。
あなたに彼女がいるにも関わらずアプローチをしてくる女性は、お世辞にも良い女性とは言えません。
他人のパートナーを奪おうとする行為にはあきらかに自制心も、倫理観もない行為だからです。下手をすると「他人のパートナーを奪いたい」という歪んだ恋愛観の可能性もあります。
他好きだったからこそ良かったという場合は、因果応報を受けることになるでしょう。
③他好き相手と付き合えなかった
次は他好き相手と結局付き合えなかったというケースです。
他好きしたことを心から悔やんでいます。僕は職場の後輩を好きになってしまい、1年付き合ってた彼女を振りました。決して不満があったり嫌なことがあった訳ではなかったので、別れ話ではお互い大号泣してしまいました。僕が好きになった職場の後輩は既婚者の彼氏がいて、僕には彼女がいました。他好きということもあって燃え上がるような感情を抱いていました。しかし先日、後輩に告白をすると「やっぱり彼氏が好きだから別れられない」と言われました。僕は職場の後輩と一緒になりたくて彼女を捨てたのに…悲しくて号泣してしまいました。今は一途に僕だけを思ってくれた元カノの優しさに後悔しています。
他好きをしても、相手が自分と付き合ってくれるとは限りません。
特に相手にもパートナーがいたり、あなたに対して付き合おうとするほど異性として魅力的でないと感じる場合、告白をしたのに失敗してしまう可能性があります。
もし他好きの相手と付き合うつもりで告白したのに振られてしまい、すぐにあなたの元へ戻ろうとしたけどヨリを戻すことも叶わず…となると孤独な生活の始まりです。
④嘘を付いて別れた
あなたに対して他好きで浮気をしていたことを隠したまま別れたようなケースでは、因果応報を受ける可能性があります。
そもそも「付いてはいけない嘘を付く」というのは、現在のパートナーだけでなく他好き相手との信頼関係が崩れる要因にもなります。
特に浮気をした上に、その浮気を黙ったまま別れるというのは信頼関係の欠片もない行為です。
しかもそれらの行為は他好き相手の女性も知っているため、ますます信頼関係において問題が生じやすくなります。
よって「他好きだったのに嘘を付いて別れる」というのは、今後に悪影響を及ぼす可能性が高いでしょう。
他好きで因果応報が起こらないケースもある
次に他好きで因果応報が起こらないケースをお伝えします。
どんな他好きなのか?によってその後の未来は大きく変わりますが、悪い未来ばかりとは限りません。こんな他好きなら、悪いことが起こるとは限らないと言えます。
①別れの理由を正直に告げた
もし別れの理由が他好きであること、他好きのことが本気で好きであることを正直に話した場合は因果応報は起こりにくいと言えるでしょう。
なぜなら他好きのことが本気であると伝えれば、その場は辛いかもしれませんが、次に歩むためのエネルギーにもなるからです。
女性にとっては「いやお前のことも好きだよ」と中途半端な態度を取られると未練を残す原因になってしまいますが、ハッキリと「他好きのことが本気で好きなんだ」と言えば次に進むしかありません。
もちろんパートナーがいるのに他好きになることは最低だと思われても仕方ありません。でもそれでも他好きになったことを包み隠さず伝えることで、わだかまりを残さずに次のステップに進んでいけるでしょう。
②別れて時間を置いてから他好きにアプローチした
別れてしばらく時間を置いてから他好きにアプローチした場合は、因果応報を受ける可能性は低いでしょう。
他好きというのは背徳感や罪悪感、障害などあらゆる要素がドキドキ感を高め、他好き相手への好きを増幅させます。
つまり「彼女がいるから他好き相手を好きになっている可能性」もあるのです。
でも今のパートナーと別れてからしっかり時間を置き、本当に好きなのかを確かめてからアプローチするのはある意味誠実な行為とも言えますし、元カノから見ても「浮気じゃなかったんだな」と思えます。
本気で好きになった人を大切にしたいと純粋に思っているようなケースでは、浮気や二股などの因果応報が起こることは少ないでしょう。
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