この記事では「好きになれない彼氏を好きになる方法はあるのか?」について詳しく解説します。
- 勢いに負けて付き合ってしまった
- 自分のことが好きでいてくれたから付き合った
など、彼のことが好きでないのに付き合ってしまうケースはよくありますが、ここで起こりえるのが「好きになれない」という問題です。
どうせなら恋人のことは好きでありたいし、ドキドキするような関係でいたいですよね。そこで今回は「好きになれない原因や、好きになる方法」について書いてみました。
彼氏を好きになれないのは悪いこと?
せっかく好きになってくれた彼氏を好きになれないのは悪いことなんでしょうか?
真面目で誠実で性格もよく、本当に良い人なのはわかってる。人柄だって間違いないのはわかっていたから付き合ったはずなのになぜか好きになれない。
彼氏は自分を好きだと言ってくれて、恋愛感情を向けてくれているのに答えられない自分。
良い人なのはわかってるのに好きになれない自分が悲しくて、情けなくて、彼氏にも申し訳ない気持ちになりますよね。
でも、それは悪いことではありません。
なぜなら恋愛感情は理性でコントロールできるものではないからです。おそらくあなたは彼を好きになるために、長所を見つけようとしたり、付き合っていくべき理由を頭を考えていると思います。
でも今まで本気で好きになった人のことを思い浮かべてみて下さい。理性で好きになったことはありますか?
おそらくないですよね。
本気で好きになった人のことは24時間、その人のことで頭がいっぱいになります。
少し会話をしただけで嬉しくなったり、付き合ったことを想像するだけで幸せな気持ちになったりしたはずです。
あるいは彼のちょっとした発言や行動で落ち込んでしまったりね。
これらの気持ちはすべて理性ではなく感情によるものです。つまりは恋愛感情は理性ではコントロールしようがないのです。
感情を理性でコントロールできる人間は存在しますが、感情を理性で生み出せる人間は存在しません。感情は理性で生み出せるものではないため、彼を好きになれないことも悪いことではありません。
彼氏を好きになれない5つの理由
ではなぜ彼氏のことを好きになれないのでしょうか?その主な理由について解説していきましょう。
①価値観が合わない
まず価値観が合わないことが考えられます。
価値観とは考え方にも近い部分ですが、価値観が合わないと恋人として付き合っていくのに苦労します。
たとえば彼女は適度な刺激を求めているけど、彼が安定しすぎている場合、彼女側はどんどん彼といることを退屈に感じてしまいます。
でもこれは彼は「安定した関係が好き」という価値観のためどうしようもありません。
こうした色んな場面で価値観の少しのずれが起きてくると、気持ちが離れてしまったり、心を開けなくなってしまいます。
女性の場合は特に共感を重要視しやすいため、彼と共感できない場面が増えると好きになりにくくなってしまうかもしれませんね。
②見た目が好きじゃない
純粋に見た目が好みじゃないことも考えられます。
世知辛い世の中ですが、やはり見た目がドストライクというのはかなり好きになりやすいです。見た目というのは顔もそうですが、体型や服装、姿勢、ふるまいなども含まれます。
もし彼氏の見た目が好みとかけ離れていると、どうしても好きになりづらいです。もちろん彼に好みの髪型や服装をしてもらうこともできるかもしれませんが、あまり元々のセンスに口出しはしたくないですよね。
見た目がすべてではありません。
でも人間はどうしても見た目から入りますから、好みであるに越したことはありません。
③笑いのツボが合わない
笑いのツボが合わないのも好きになれない原因の一つです。
笑いのツボが合わない代表的な例に「冗談に対して真面目に反応する」というのがあります。真面目過ぎる男性と付き合うと、こちらは冗談のつもりでいったのに「なんでそういうこというの?」と怒ってしまうことがあります。
もちろん冗談は時にデリカシーがない発言としてとらえられることもありますが、あまり真面目に捉えられすぎると会話が楽しくなくなってしまいます。
逆に彼が笑いのツボにハマっているのに自分が笑えない場合もそうです。彼が何に笑っているのか理解できないと相性が良くないのかな?と思ってしまいます。
笑いのツボが合わないのは好きになれない原因になりえます。
④デリカシーがない
彼にデリカシーがないことも好きになれない理由の一つです。
デリカシーの有無は恋愛においてかなり重要です。なぜならデリカシーのない男性と付き合ってしまうと、一緒にいればいるほどモヤモヤしたり、ストレスが溜まってしまうからです。
たとえばデリカシーのない男性と付き合うとこんなことをされたりするでしょう。
【行動1】
- 彼女「仕事が忙しくて疲れたー」
- 彼氏「効率が悪いんじゃないの?ちゃんと考えて動かないとだめだよ」
【行動2】
- 彼女「(ディナーにて)なに食べようね?」
- 彼氏「ごめん、さっき食べちゃったからあんま食えないかも」
【行動3】
- 彼女「来月一緒に出掛けたいな」
- 彼氏「こんなに暑いのに出かけて楽しい?」
デリカシーがない男性と付き合うと、一緒にいるほどにストレスが溜まります。更に驚愕すべきは彼には一切の悪気がないということ。
なんなら「役に立つアドバイスでしょ」くらいに思っているケースも多々あります。
デリカシーの有無はセンスも多少関わる部分なため、まったくない人と付き合ってしまうと苦労します。
⑤異性として見れない
異性として見れないのは最も難しい問題です。
異性として見れないということは、ハグをしたり手をつないだりしても何も感じないということです。また異性として見れないという人と仲を深めるのは難しいですよね。
恋愛対象として見られるのは恋人になる最低条件です。
その最低条件すら満たしていない状態で恋人として仲を深めるのはかなり難しいでしょう。
彼氏を好きになれないのに付き合ってしまった理由
ではなぜ好きになれない彼氏と付き合ってしまったのでしょうか?その主なよくある理由をご紹介します。
①もしかしたら好きになるかも
「付き合っている内に好きになるかも」と思って付き合ったパターンです。
告白された時点では好きじゃなくても、付き合っている内に好きになるかもしれないと思って付き合うパターンはよくあります。
それに付き合っていく内に本当に好きになるパターンもあります。
ただしそれは「異性としてはちゃんと見ている」ということが前提です。
異性として見ておらず、恋愛感情もまったくない状態で付き合ってしまうと、「好きになるかもしれないし…」と思っても失敗しやすいでしょう。
何度も繰り返しますが「恋愛は感情でするもの」ですから、理性で考えている時点で成立させるのは難しいと言えます。
②自分のことを好きと言ってくれた
「自分のこと好きになってくれたから」という理由で付き合ってしまうパターンです。
自分に好意を向けてくれることって嬉しいですよね。好意を向けられて嫌という人は存在しないと思います。
あなたが好きではなくても男性のアプローチに嬉しくなって付き合うパターンはよくあると思います。しかし好意に対して嬉しいという気持ちと、彼氏として一緒にいたいという気持ちは別物です。
その場の嬉しいという気持ちだけで付き合うと、好きになれず後悔することもあります。
③勢いに負けた
彼のアプローチの勢いに負けて付き合ってしまったケースです。
どうせ諦めるだろうと思っていたらぜんぜん諦めず、その勢いに負けて付き合ってしまうこともあるでしょう。しかし相手の勢いに負けて付き合ってしまうと、彼の一方的な愛を重く感じてしまいます。
また相手によっては同じだけの愛を返して欲しいと思う男性もいるため、なおさら気持ちがないことに罪悪感を感じることになります。
勢いに負けて「まあいいか、すぐ諦めるだろうし」と思っていると、のちに大きなトラブルになる可能性もあります。
彼氏を好きになる方法
では現時点ではまだ好きになれない彼氏を好きになる方法はあるんでしょうか?
恋愛感情がない以上、難しいかもしれませんが、もしあなたが彼と一緒にいることを望んでいるなら以下の方法を試してみましょう。
①本音を話す
彼に対して本音で話してみることです。
- 人としては信頼していること
- ただ、まだ彼に対して恋愛感情がないこと
これを素直に打ち明けてみましょう。
好きな気持ちがないのに好きなふりをするのは、あなたにとっても彼にとってもマイナスでしかありません。どうせ好きなふりをしていても、心の奥底で「触られたくないな…」と思っていたらいざという時に表面化します。
だったら早めに恋愛感情がないことを彼に打ち明けたほうがいいです。
もし彼が「恋愛感情がなくてもいいよ」と受け入れてくれることもあるでしょうし、あるいは恋愛感情が生まれるように努力できるタイプかもしれません。
要求することで成長していくタイプなら優良物件とも言えます。なにより素直な気持ちを打ち明けられる関係性になった方が、むしろ好きになる確率は上がるでしょう。
②要求してみる
彼に思い切り要求をしてみるのもおすすめです。
- 「髪型がダサい」
- 「服装が好きじゃない」
- 「デリカシーがない所が嫌だ」
など、いっそのこと好きじゃない部分をぶつけてみましょう。
一見ひどいように見えるかもしれませんが、本気であなたのことが好きなら好きになってもらうための努力をするはずです。
あなたにとっても彼が好きなタイプの男性になってくれた方がいいですよね。彼が好きな人のために努力できるなら、その努力を見てあなたに新たな感情が生まれるかもしれません。
彼を好きになるには恋愛感情が生まれなければいけませんから、この際は色々と要求してみるのもいいでしょう。
③一旦、距離を置いてみる
彼と一緒にいてもどうしても恋愛感情が生まれない場合は距離を置いてみるのもありでしょう。距離を置くことで寂しくなったりなど新たな感情が生まれることもあります。
もし彼がいなくなって寂しいと感じるようなら恋愛対象として見ていたということにもなります。
大切なものは失ってから気づくと言いますが、彼のことが本当に大切なら距離を置くことが存在の大きさに気づくはずです。
彼が自分にとってどんな存在なのか?を確かめるために距離を置いてみるのも一つです。
どうしても彼氏を好きになれないなら別れるしかない
彼氏を好きになろうと思って努力をしてもどうしても好きになれないなら別れるしかありません。
そもそも「好きになりたい」という気持ちが生まれるということは、今の段階では好きではないということです。
恋愛とは無理やりするものではないし、理性でするものではありません。自然とその人のことを思い浮かべたり、その人の発言や行動を思い出したりするものです。
理想の恋愛はお互いに異性として見られて、ドキドキする関係性の相手と付き合うことです。
自分のことを好きでいてくれるという理由だけで付き合ってしまうと、一方的な愛情に疲れてしまうこともありえるため、「自分の気持ちはどうなの?」という部分を大切にしましょう。
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