「嫌いになったわけじゃないよ」といって別れを告げてきた彼。
嫌いになったわけじゃないならなんで別れるの?いっそのこと嫌いって言ってくれた方が吹っ切れるのに、そんなこと言われたら復縁できるのかなって思っちゃうじゃん。
と、頭の中がぐちゃぐちゃになっていませんか?
別れるのに嫌いじゃないって言ってくる男性心理ってまったくわからなくてモヤモヤしますよね。そこでこの記事では「別れるのに嫌いじゃないと言ってくる男」の心理について詳しく解説します。

「嫌いになったわけじゃない」を言う時の男性心理
彼が「嫌いになったわけじゃない」という時の考えられる男性心理に付いてご紹介します。人によって置かれている状況は違いますが、大まかにはこれらの心理が当てはまるでしょう。
①喧嘩別れをしたくない
男性が、できるだけ彼女を傷つけず穏便に別れるために言うこともあります。あなたに別れを告げる時、完全に冷めた、もう女として見れないなどと本心では思っていても、直接言ったらあなたを傷つけてしまうと考えています。
それに思い切り傷つくことをいったらあなたと揉める可能性もあります。
「それなら私だって…」
「あの時もそう思ってたの?最低!」
といって大揉めになったら正直、消耗が激しいのです。そういった修羅場を防ぐために「嫌いになったわけじゃないよ」などと言ってフォローするわけです。
この時の男性側の思考をすべて紐解こうと思っても無駄です。たとえどんな考えであろうが「別れる」という事実には変わりないからです。
むしろ紐解こうと思えば思うほど嘘や誤魔化しの返答が来るので、残るのはわだかまりだけです。
「嫌いになったわけじゃない」と言ってごまかしている場合は、現段階では修復ができないのです。



②異性として見られなくなった
あなたを異性として見られなくなった、あるいは異性として魅力的な人を見ていく中であなたの魅力が薄れてきた可能性があります。
男性が他の女性と遊びたくなったり、魅力的な女性が現れてから対応が悪くなるのはよくあることです。
特に新たに出会う女性達はずっと付き合っている彼女と違い、欠点なども見えていない状態です。逆にあなたとは喧嘩をしたり、不満が溜まったりしていて、徐々に異性として見られなくなったかもしれません。
ただ、元彼側としては異性として見られないからといって「もう女として見れない」という言葉で別れを告げるのはキツイ。
だから「嫌いになったわけじゃないよ」という言葉でごまかすわけです。
③他好きになった
他好きになった時も「嫌いになったわけじゃないよ」と言ってくる可能性があります。もちろんこれは本心であり、確かの他の女性を好きになったとしてもあなたのことを嫌いになったわけじゃありません。
しかしあなたにとっては「浮気をして別れた男」という認識に変わりはないですよね。
それでも男は「嫌いじゃない」と取り繕ってしまうのです。
だったら別れなきゃいいのに…というのがあなたの心理でしょうが、本音で話してくれていない以上どうしようもありません。
今まで仲が良かったのに突然冷たくなったりしたら、他好きの可能性を疑ってもいいかもしれませんね。
④余裕がなくなった
時間や経済的な問題、また遠距離などの物理的な距離の問題によって余裕がなくなったことも考えられます。特に遠距離恋愛の場合、交通費や移動中の買い物などでお金を飛びますし、あなたに会うために仕事の休みを取るので時間的な余裕もなくなります。
余裕がなくなってくるとプレゼントをする意欲や、遊びに行く回数も減ってしまい、どんどん生活が圧迫されているような感覚になります。特に仕事を頑張りたい時期の男性にとってはそれが足かせになっていたかもしれません。
この場合は当然、彼女が嫌いになったわけでなく「恋愛にお金や時間を割く余裕がない」ということになります。
⑤完全に離れてほしくはない
あなたのことを「別れた後も絶縁はしたくない」と思っているかもしれません。彼氏彼女としては付き合えなくても、友達としてご飯を食べたり、一緒に遊んだりはしたいと考えているかもしれません。



と思うかもしれませんが、これは裏を返せば「あなたに離れてほしくない」ということでもあります。実はこのパターンは対応さえ間違えなければ復縁する可能性が十分にあります。
男性側としては最も本命に近い心理状態だと考えていいでしょう。
「嫌いになったわけじゃない」という言葉はずるい
ただし「嫌いになったわけじゃない」という言葉はちょっとずるいですよね。だって嫌いになっていないということは「まだ好きって気持ちが残ってるのかな?」と勘違いさせてしまうからです。
女性にとって男性心理を紐解くのは非常にむずかしいです。なぜなら男女は違う生き物であり、お互いにお互いを完全に理解することはできないからです。
だから彼からの「嫌いなわけじゃない」という言葉をそのまま信じてしまい、
「復縁できるのかな?」
「じゃあまだ好きってこと?」
「ならなんで別れるの?」
とあなただけが頭を悩ませてしまうんですよね。別れるくせに「嫌いになったわけじゃない」は非常にずるい言葉といえます。
「嫌いになったわけじゃない」と振ってから後悔するケース
でもどうせならあなたを振った後、彼に自分と別れた事を後悔して欲しいと思いませんか?
別れてからしばらく経ち、あなたのことをどうしても忘れられない…なんてことになって欲しいですよね。
ここからは「嫌いになったわけじゃない」と言ってあなたを振ってから後悔したパターンを紹介します。
①忘れられなかった
結局は別れたあともあなたのことを忘れられなかったパターンです。
男性は彼女と別れた後、ふとした時に楽しかった日々を思い出したり、夜の営みを思い出したりすることがあります。
思い出すのはちょっと寂しさを感じる夜や体調が悪くてメンタルが崩れた時など様々ですが、ふと思い出す瞬間があるのです。もちろん思い出したからといって後悔するとは限りませんし、むしろ嫌な思い出が蘇ることもあります。
でも良い思い出の場合は「別れなければよかったかな…」と後悔している可能性があります。もし元彼があなたとの別れを後悔しているなら復縁の大チャンスです。
②別の女性と付き合ったけどすぐ別れた
他好きで別の女性と付き合ったけど別れたという場合は後悔する可能性が高いです。そもそも別の女性と付き合ってすぐに別れたということは、あなたよりも相性が悪かった可能性が高いということです。
他好きは普通の恋愛よりも情熱的な気持ちが芽生えるため、欠点なども盲目で見えなくなります。しかし他好き状態は気持ちが落ち着いてくると、どんどん欠点が浮き彫りになっていきます。
そしてある日「なんで元カノと別れたんだろう?」と思うようになり、後悔の気持ちが芽生えてくるのです。特に新しい彼女よりもあなたの方が魅力的だと感じた時に後悔の念が強くなっていきます。
③元カノが激変していた
ある日、彼女の姿を見たら以前よりも遥かに垢抜けていた場合に「なんで別れたんだ!」と後悔する気持ちが強くなります。
なんだかんだいって彼氏彼女が可愛い、カッコいいって重要な要素です。
隣にいる彼がカッコよかったら多少のことは許せますが、見た目が最悪だったら許せないこともありますよね。もし別れる時は「ちょっとダサいな…」と思っていたのが、久々にみたら自分よりもはるかに垢抜けて可愛くなっていたら絶対に気になってしまいます。
「俺と付き合ってた時とは別人だ」と思わせるのは、彼に後悔させる最も一番いい方法かもしれません。
「嫌いになったわけじゃないけど」と別れた彼と復縁する方法
「嫌いになったわけじゃないなら復縁したい…」と思うのがあなたの素直な気持ちですよね。ではどうすれば別れた彼と復縁できるのか?
そこで大事になるのが
- 不安感
です。
どうしてもカップルは付き合いが長くなってくると安定しすぎて不安感が薄れてきてしまいます。
すると男性は他の女性に目を向け始めることがあるのです。ここで大切なのは不安感を作ることです。
そこでここからは「俺のこと好きなのかな?どっちなんだ?」と思わせる方法について書いていきます。
①冷却期間を設ける
まずはかならず冷却期間を設けるようにしましょう。冷却期間は彼はもちろんあなた自身の気持ちのリセットにも繋がります。
- 彼から見たあなたへの気持ちや感情
- あなたから見た彼への気持ちや感情
この2つをリセットします。
冷却期間のメリットはあなたが今まで彼に対して植え付けた嫌な印象までリセットできるということです。さすがに犯罪行為やストーカーをしていたなど、リセット不可能な場合もありますが、ちょっとした不満や喧嘩などの嫌な思い出くらいの嫌な印象ならリセット可能です。
逆に冷却期間を経ずに連絡してしまうと、印象や気持ちがまったくリセットされていないため重荷になったり「俺のことまだ好きなんだな」と確信させてしまいます。
不安感を生み出すポイントは「俺のこと好きかどうか曖昧にすること」です。このために冷却期間を設けて連絡を断ったほうが効果的なのです。
②友達関係になる
冷却期間を経たら友達関係になることを目指しましょう。お互いの印象がリセットされた状態で連絡をすれば、以前のように冷たくされる心配はありません。
「向こうに彼女がいたら?」と思うかもしれませんが、その場合は元彼から「実は彼女できたんだ」と言われるでしょうし、その時は「そうなんだ!おめでとう!」と言ってあげるのが正解です。
それに彼女ができたとしても結婚するとは限りませんから、諦める必要は一切ありません。むしろ元彼の相談役のようなポジションに付けば、彼女のことで何かある度に相談してくれるようになります。
よき理解者として接する立場をキープすれば、いざ彼女への不満や別れを考え始めた時に一気に距離が縮まります。理解者スタンスを保ちつつ、彼から新彼女への不満が現れるときを待ちましょう。
③心地よい時間を提供する
もし彼にご飯や飲みに誘われた場合は、彼に心地よい時間を提供することを心がけてください。復縁を望む女性の失敗パターンは「自分の要求を押し付ける」ということをしてしまいます。
自分の要求とは「もっと会えないの?」「なんで今の彼女と付き合ってるの?」など。これは必ず失敗するので絶対にしないでください。
心がけるべきは
- 要求をしない
- 重くならない
- プレッシャーを与えない
ということです。
あなたとご飯やお酒を飲みに誘うということは少なくとも信頼されているということです。しかし彼に何かを要求した瞬間に復縁したがっているのを察知されると、逆に復縁率は下がります。
大切なのは彼に「復縁したい」と言わせること。そして復縁したいと思えるように心地よい時間を提供することです。特に彼が新しい彼女に対する不満があるなら、なるべく吐き出させて上げるほうがいいです。
彼女には言えない不満を心置きなく吐き出せる理解者になることで、あなたと一緒にいる時間が徐々に心地よくなるはずです。
④別れてすぐには身体の関係は持たない
なるべく別れてすぐに身体の関係は持たないようにしましょう。
なぜなら彼女でないのに彼女とまったく同じような行為をすると、復縁する可能性が下がるからです。
この時の彼の中では
- 付き合わなくても身体の関係を持てる
- 付き合わなくても彼女と同じようなことができる
- 付き合わなくてもいつでも会える
となってしまいます。
つまり彼から見れば「付き合わなくても全部できるなら付き合う必要もない」と思ってしまい、あなたと本命の彼女として復縁する可能性が下がるのです。
あなたが割り切ってセフレとして接することができるなら別ですが、この記事を読んでいる時点でそうでないはずです。
本命として接してもらうには「本命にならないとしませんよ」という壁をつくる必要があります。だからこそ本命にしたいと改めて思わせられますよ。



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