「好きだけど復縁するかどうか迷う…」ということは、誰しも一度は経験することでしょう。復縁をしようかどうかを迷う時点で好きという気持ちに嘘はないかもしれません。
しかし、恋愛には感情だけでなく生活環境やその時の精神状態も絡んでくるもの。好きという気持ちだけではどうにもならないこともあります。
そこでこの記事では、好きなのに復縁に迷ってしまう理由とその対処法について詳しく紹介します。あなたが復縁を考える際の参考にしてみてください。
好きだけど復縁するか迷う理由
好きだけど復縁をするか迷ってしまう理由は人それぞれですが、共通して見られる理由がいくつかあります。例えばこんな理由が挙げられるでしょう。
- 別れの原因が解決していないから
- 新しい生活に踏み出したいから
- 今の生活に満足しているから
- また悲しい思いをしたくないから
- 自分の気持ちがはっきりしないから
①別れの原因が解決していないから
過去の別れの原因がまだ解決されていない場合、また同じ問題にぶつかってしまう可能性が高いです。
問題を未解決のままにして復縁すると、再び別れを迎えることになりかねません。
たとえば遠距離恋愛でどうしても会う回数が少なかったり、お互いに仕事が忙しくて退勤や休みのタイミングが噛み合わないと、徐々に気持ちが冷めてしまう要因になります。
もう一度復縁するなら、それらの問題点が改善されていない限り、同じ問題が繰り返されるでしょう。復縁をする前に「同じ問題にぶつかることはないか?」ということを考える必要があるでしょう。
②新しい生活に踏み出したいから
過去のことを乗り越えて新しい生活に踏み出したいという気持ちがあることで復縁に迷ってしまうケースです。
別れてからしばらく経ち、新しい生活に慣れてしまうと再び過去の関係に戻ることが難しく感じたりします。人によっては転職したり新しい趣味を始めたり、キャリアアップに意欲的になったりするかもしれないからです。
新しい活動を始め、その生活に満足している場合、復縁を迷う理由となるでしょう。
特に新たな環境で自分が成長していると感じる場合、過去の状況に戻ることを躊躇してしまうかもしれません。
③一人生活に満足しているから
今の一人生活に満足している場合、わざわざ復縁をする必要がないと考えることがあります。
恋人がいる場合と比べて恋人がいない方が仕事やプライベートに充実感があるなら、恋人がいなくてもいいと考えるのです。また自己成長をしている人ほど過去にこだわらない傾向があるため、復縁をためらいやすいかもしれません。
復縁することで行動の自由が制限されることを恐れていることも要因になります。
④また悲しい思いをしたくないから
一度別れを経験した人にとって、また別れて悲しい思いをしたくないということもあります。
大好きな恋人との別れは悲しいものです。
過去のトラウマや失敗を思い出すと、再度傷つくことを避けたいという気持ちが復縁に対する大きな障壁となります。
特に、別れの原因が深刻であった場合、その恐怖心はより強くなり、復縁をためらう要因となるでしょう。
⑤自分の気持ちがはっきりしないから
別れた後、自分の気持ちがまだはっきりしない場合、復縁するかどうかを決めるのは難しいです。
- 愛情が残っているのか?
- それともただの執着なのか?
感情が混乱しているときは冷静な判断ができません。
このような場合、自分の感情を整理するために時間が必要です。急いで決断すると後悔する可能性が高いため、じっくりと自分の気持ちを見つめ直すことが重要です。
好きだけど復縁しない方が良いパターン
どんなに好きな気持ちがあったとしても、復縁しない方が良い場合もあります。それはあなたにとって良い未来にはならない可能性が高いからです。
具体的にはこんな場合は復縁しないほうがいいかもしれません。
- 暴力やモラハラがあった場合
- 信頼関係が完全に壊れている場合
- 別れの原因が解決されていない場合
- 精神的に不安定な状態の場合
- 新しい恋愛を始めたい場合
①暴力やモラハラがあった場合
過去に暴力やモラルハラスメントがあった場合、復縁は避けるべきです。
このような関係は健全ではなく、再び同じ状況に陥る可能性が高いです。自分の安全と精神的な健康を最優先に考える必要があります。
なぜなら暴力やモラハラはあなたが解決できる問題ではないからです。相手が変わらない限り、復縁しても同じことが繰り返されますし、よほどのことがない限り相手のモラハラ気質が変わる可能性も低いでしょう。
あなたに直接的な危害を加える相手とは距離を取るのが正解です。
②信頼関係が完全に壊れている場合
信頼関係が完全に壊れている場合、復縁は難しいです。
信頼関係はパートナーと過ごすための大切な基盤であり、一度壊れた信頼を取り戻すのは非常に難しいです。
相手を信じることができなければ常に疑いの目を向けてしまうからです。
さらに信頼関係が崩れた原因が度重なる浮気やギャンブルによる借金などの場合は復縁するのは辞めておいたほうが良いでしょう。
③お互いに成長が見られない場合
お互いに成長が見られない場合、復縁は難しいです。
成長が見られないということは、別れた原因が解決されていない可能性が高いということです。
多少の問題があったとしても、お互いに成長があれば乗り越えられることも多いです。
問題が未解決のままでは、復縁しても関係がうまくいくことはほとんどありません。再度の別れを避けるためには、まず原因をしっかりと解決することが必要です。
④精神的に不安定な状態の場合
精神的に不安定な状態で復縁を考えるのは避けた方が良いです。
感情が乱れていると冷静な判断ができず、恋人に当たってしまったり、すぐに落ち込んでしまったりします。そういった場合はまず、自分の精神状態を整えることが優先です。
仕事や経済難によるストレス過多などがある場合、それらが解決するまでは復縁を待ったほうが良いでしょう。
⑤新しい恋愛を始めたい場合
新しい恋愛を始めたいと考えている場合、過去の関係に戻ることはおすすめできません。
新しい恋愛は次の人生のスタートを切るチャンスであり、過去の関係に固執することでそのチャンスを逃してしまう可能性があります。
過去にとらわれず、新しい可能性に目を向けることが大切です。新しい恋愛が自分をさらに成長させるきっかけとなることもあります。
復縁した方が良いパターン
一方で、復縁しても成功する可能性が比較的高いパターンです。これらの要素がある場合は、ヨリを戻すことを考えてもいいかもしれません。
- お互いに成長している場合
- まだ強い愛情がある場合
- 将来の考え方が一致する場合
- 第三者から勧められている場合
①お互いに成長している場合
別れた後にお互いが成長していると感じる場合、復縁はうまくいく可能性があります。
成長とはキャリアアップをして収入が増えていたり、あるいは女性への接し方が変わったりなどが考えられます。失恋を乗り越え、自己成長に取り組むことで視野が広がることがあります。
過去の問題点が解決出来ていた場合、復縁後は問題が起きることなく乗り越えることができるでしょう。
②まだ強い愛情がある場合
お互いにまだ強い愛情が残っている場合、復縁は成功する可能性が高いです。
たとえば別れた後でもお互いに気づかえる関係であったり、悩みを打ち明けられるような関係性でいられる場合は自然と復縁の流れになるかもしれません。
別れた後もずっとお互いのことを考えたり、想い合っている関係性なら復縁は近いかもしれません。
④将来の考え方が一致する場合
将来への考え方や価値観が一致する場合、復縁は成功しやすいです。
これは別れた時点で一致していなくても、別れてから互いに成長しあい、ふたたび出会った時に一致している場合もあります。
お互いに目指す方向が同じであれば、共通の目的を持って過ごすことができます。将来的に実現したい方向性が明確な方がぶれることなく進めるからです。
ざっくりとしたイメージでもいいので目的を持ったほうがお互いに行動しやすくなります。特に結婚に関するイメージが共有できていると、より復縁後も良好な関係を築きやすいでしょう。
⑤第三者から勧められている場合
信頼できる第三者から勧められている場合、復縁は成功する可能性が高いです。
人は当事者になると冷静に見れなくても、他人のことは客観的なアドバイスができます。
例えば周りから「アイツはやめといたほうが良いよ」と言われても「でも良いとこもあるし…」といって聞き入れないことって多々ありますよね。なぜか人は当事者となると客観性を失ってしまうのです。
だから第三者の意見は大切なのです。周りから「めっちゃ良い人だと思うよ!」と言われるほどの相手の場合は復縁を考えてもいいかもしれません。
好きだけど復縁するか迷う時の対処法
もし好きだけど復縁するかどうかを迷っている場合、すぐに行動せずに考えてみる必要があります。ここからは復縁するか迷ってしまっている時の対処法について詳しく解説していきます。
①自分の気持ちを整理する
まずは、自分の気持ちを整理することが大切です。
何が自分にとって大切なのか、なぜ復縁したいのかを冷静に考えてみましょう。感情が整理できると、判断がしやすくなります。
好きという感情はたしかに大切です。しかし周りがまったく見えなくなるほど感情に飲み込まれてしまうと、仕事やプライベートにも支障がでてしまいます。
またモラハラ気質の彼氏だった場合、将来的に幸せになれる可能性は限りなく低いでしょう。
自分の本当の気持ちに向き合うことで、復縁の必要性を考えてみましょう。
②信頼できる人に相談する
信頼できる友人や家族に相談することで、客観的な意見を得ることができます。
自分一人で悩むのではなく、周囲の意見を聞くことで、新たな視点が得られるでしょう。
特に、自分の状況をよく知っている人からのアドバイスは非常に貴重です。その意見を参考にすることで、より冷静な判断ができるようになるでしょう。
③一旦、距離を置く
一旦距離を置いてみることも有効です。
距離を置くとは気持ちが落ち着くまで連絡をせず、会わないようにしてみることです。別れてからも定期的に会ってしまうと恋愛感情がぶり返したり、
距離を置くことで、お互いの気持ちや関係を冷静に見つめ直すことができます。時間をかけることで、本当に復縁が必要かどうかを再確認できるでしょう。
どうしても近くにいると冷静な気持ちになれないことが多いです。
距離を置くことで、自分の気持ちが整理され、相手に対する本当の感情が見えてくるでしょう。
まとめ
復縁するかどうか迷うのは自然なことです。
大切なのは、自分の気持ちと向き合い、冷静に判断することです。この記事で紹介した理由や対処法を参考にして、自分にとって最良の選択を見つけてくださいね。
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