恋人を失うことは誰にとっても辛い経験です。
自分を好きでいてくれる人が離れていった時には、「もう二度と取り戻せないんだな…」と後悔してしまうこともあります。
そんな思いでいっぱいになることもあるでしょう。
ずっと好きでいてくれると思っていたからこそ急に寂しさが込み上げ、辛さに心が負けそうになるのだと思います。
でもなぜ、自分がそこまで好きだった訳ではなくても、離れると後悔してしまうのでしょうか?その理由や、辛さを解消する方法について書いていきます。
好きでいてくれる人を失うのはどちらが辛い?
「自分のことを好きでいてくれる人を失うのと、自分が好きだった人を失うのってどっちが辛いの?」と考えたことはないですか?
恋人や好きな人を失うのはとても辛いものですが、果たして別れというのは
- 自分が相手を好き
- 相手が自分を好き
のどちらが辛いのでしょうか?双方の意見を集めてみました。
好きな人を失う方が辛いという意見
まずは好きな人を失い方が辛いという意見です。
自分を好きでいてくれた人は自分の感情は無いので特になにも感じないかと。人間誰でも好かれたいと思います。好かれたら大抵嬉しいです。失ってもつらくはありませんが、気にはなると思います。
自分を好きでいてくれる人から離れても何も感じないという意見です。
これは一理あるかもしれません。
例えば職場で自分のことを好きでいてくれる人でも、自分に恋愛感情はないなら離れてもさほど辛くはないですよね。
好かれることは自体は嬉しい。
でも恋愛感情はまた別ですから、自分のことを好きだからといって辛くはならないということですね。それよりも自分が好きな相手が、自分から離れたほうが辛くなるでしょう。
好きでいてくれる人を失う方が辛いという意見
次は好きでいてくれる人を失うのが辛いという意見です。
自分が好きになった人が亡くなるのも辛いとは思いますが、人生の中で何人自分のことを好きになってくれるかわからない。自分に尽くしてくれる人、人生の支えともなり得る人が無くなることは、自分の幸福な人生の一部を抜き取られることになるからです。
これは「こんなに自分のことを好きになってくれる人がいつ現れるかわからない」ということから辛いという意見です。
確かに心の支えになるほどあなたのことを好きでいてくれる人が離れていくのは、何よりもつらい体験かもしれません。
好きでいてくれる人を失うと後悔する5つの理由
好きでいてくれる人を失うことで後悔することもあります。なぜ後悔するのかは様々ですが、ここでは主に好きでいてくれる人を失った後悔する理由を紹介します。
①絶対に離れないと思っていたから
1つ目の理由は「この人は何をしても自分から離れない」と確信していたからです。恋人との付き合いが長くなればなるほど、付き合いたての刺激はなくなり、マンネリ化しやすくなります。また相手が好きでいてくれることが当たり前と感じるようになり、付き合う前や付き合った直後のようにデートプランを考えたり、尽くしたりすることを忘れていくのです。しかし恋人がいてくれるのは絶対ではありません。徐々に不満が溜まり、ストレスとなり、ある日心の糸がぷつんと切れてしまえばもう手遅れ。そして二度と取り返せないことを知ってから後悔するのです。
②自分も好きだったから
自分を好きでいてくれた相手が離れてから「こんなに好きだったんだ…」と気づいて後悔します。よく恋人と距離を取ることで大切さに気づいたり、恋人が他の異性と会っていることに気づいてから嫉妬の気持ちが芽生えたりすることってありますよね。普段からずっと一緒にいると「一緒にいるのが当たり前」と感じ、刺激がなくなります。
しかし
- しばらく距離を取る
- 恋人が他の異性と会う
といういつもと違う行動を取られると、その行動自体が刺激となり、恋人になりたての頃の好きな気持ちが蘇ってくるのです。もし一緒にいるのが当たり前になりすぎて好きな気持ちを忘れていたのなら、あなたが離れていくことがきっかけで好きな気持ちに気づくことになるでしょう。
③他の異性に取られたくないから
「他の異性に取られたくない」という嫉妬心から後悔することがあります。やはり男たるもの女性には自分を選んでもらいたいと感じます。自分を好きでいてくれたはずの女性が、他の男性に取られたとなったら、それは本能的に負けてしまったと感じるのです。よく恋人同士で男性が好きでいてくれるケースとして「女性側が自立している」というパターンが多いです。器が大きく自立していて、他の男性からもモテる姿を見ると、常に女性の行動を見張りたくなるのです。つまり男性にとって他の男に彼女を取られるというのは耐え難い行動ですから、それをされた時に大きく後悔することになるのです。
④二度と取り戻せないから
人は二度と取り戻せないと思うと、後悔の念に苛まれます。
人は常に手に入るものにはあまり興味を示しません。
例えば自分のことを24時間好きでいてくれる異性ってそんなに気にならないですよね。あなたがアプローチをすればいつでも手に入るような異性には「そんなにモテないのかな?」と感じてしまい、価値を感じません。
それよりも「好きなのかな?どっちなんだろ?」と不安にさせるような異性の方がたいてい気になるものです。
つまり「ずっと好きでいると思っていたのに、もう二度と取り戻せなくなった」という事実は、かなりのショックを受けるのです。
⑤大切さがわかったから
自分のことを好きな人が離れることで大切さに気づくというパターンです。自分のことを好きでいてくれる人は心の支えでもありますが、ある意味で捉えれば「支えるのが当たり前」と思われるリスクも潜んでいます。
よく尽くす女性が雑に扱われたり、ヒモ男に振り回されているなんて話を聞いたことありますよね。あれは男性側が「何をしても自分からは離れない」と思っているからです。
この時点では女性はヒモ男のことが好きなので、共依存のような状態です。しかしある日、女性が精神的に自立をして自分から離れてしまうのを見た瞬間、今までとは比べ物にならないほど好きな気持ちが芽生えてきます。そして別れてからその大切さに気づき、後悔することになるのです。
好きでいてくれる人を失った辛さを解消する方法
もし自分を好きでいてくれる人を失い、辛くて辛くて仕方がない時、どうやって解消すれば良いのでしょうか?その解消方法をご紹介します。
①友だちと話す
まず辛い時は友だちに思い切り吐き出してみるのがおすすめです。心を許せる友達がいなかったり予定が合わなければバーやスナックなどでもいいでしょう。基本的に飲み屋は恋愛関係の話は大好きですから、親身になって聞いてくれます。つらい感情を一人で受け止めるのはしんどいものです。でも周りに人がいれば辛い時は支えてくれます。まずは感情が収まるまでひたすら話をして感情を吐き出していきましょう。強がったり、平気そうな顔はしないでください。なるべく素直に思い切り感情を吐き出すことで徐々に落ち着いてきます。辛い時はとにかく一人でいると孤独感が強くなってしまいますので、なるべく誰かと一緒にいることを心がけましょう。
②環境を変えてみる
今までの環境を変えてみるのもおすすめです。
人は環境の影響を受けやすい生き物です。
たとえばずっと同じ友達といると趣味や言葉遣いが似てきたりしますよね。恋人なんてまさにそうで、よく行くお店や食べ物や趣味、話し方までどんどん影響されます。
しかし恋人の影響を受けすぎると、私生活のあらゆる場面で恋人の事を思い出してしまい、辛くなってしまいます。つまり、生活習慣や環境を変えることで恋人のことが頭に浮かんでこなくするのです。
特に環境を変えるなら刺激が強い行動をするのもおすすめです。例えば仕事を変えたり、住む場所を変えたりなどは刺激が強い行動なので、恋人を思い出しにくくなります。
私は恋人が離れていったことが辛すぎて耐え難かったのですが、普段だったら絶対に取らない行動を取ることでかなり頭に浮かんでこなくなりました。恋人を失うというのはかなり大きな出来事ですので、少し習慣を変えるくらいでは忘れられません。
なので、普段の自分では絶対にやらないような行動を取ってみることで忘れるきっかけになるでしょう。
③自分磨きをする
辛さを忘れる上で自分磨きをするのもおすすめです。
恋人と別れた以上、あなたは完全フリーになります。フリーということは時間もお金も別のことに自由に使えるということ。
しかしながら、恋愛のことを忘れるためには恋愛をするしかないというのもまた事実。
そのためには、自分磨きをして垢抜けておくことが大切です。彼と別れてから何の成長もない状態では、同じことの繰り返しになります。
彼を忘れるほどの良い恋愛がしたいなら、今以上に素敵な自分になるしかありません。
そのために自分磨きをして「この人を手放したくない!」と思ってもらうのです。
自分磨きをする上でおすすめなのは見た目の変化です。
肌や髪、服装など見た目の垢抜けはわかりやすいですね。自分磨きには努力が必要ですが、見た目の変化はもっとも異性からの視線を集められます。
私も自分磨きでダイエットをしたことがあり、2ヶ月で7kgのダイエットをしたところ、明らかに異性からの反応が変わりました。
見た目がすべてではありませんが、見た目を変えるために努力をすることで周りの印象を大きく変えることができます。印象を変えるほどの変化は簡単ではありませんが、効果はかなり高いのでぜひ頑張ってみてくださいね。
④自立をする
精神的に自立をするのも辛さを忘れるきっかけになります。
恋人が離れてしまう女性の特徴としては「依存している」というケースが多いです。恋人に依存してしまうと私生活も仕事も彼のことばかり考えてしまい、些細なことで怒ったり落ち込んだりするようになります。恋人とはむしろ心の支えであるはずなのに、いつしか彼がいなければダメになってしまうのです。
精神的に自立することで彼ばかりではなく、自分の人生を大切にするようになります。
自分のことばかり大切にしていると恋人が離れてしまいそうな気がしますが、自立している女性は魅力的に感じます。
精神的に自立をするに最もおすすめなのは経済的に自立をすることです。例えば「副業をする」などで自分で少しでもお金を稼げただけでも精神的に自立ができます。
恋愛であれば受け身だったのを自分からアプローチするようになるだけでも精神的に自立することが見込めます。人生において受け身の状態は依存しやすくなりますので、積極的に自分から行動してみることで少しずつ自立していきますよ。
⑤復縁を狙う
どうしても元彼のことが忘れられないなら復縁を考えてみることも一つの選択肢です。
しかし、復縁の選択をする前に、本当に元のパートナーと再び一緒になりたいのか、それともただ寂しさや慣れから来る感情なのかを深く考えることが必要です。
特に恋愛体質の女性は恋人が常にいないと寂しくなってしまうこともあります。しかしその気持ちは本当に好きというよりも「恋人がいないから寂しい」というだけのです。
単なる寂しさを埋めるための関係性では、彼に依存する状態から抜け出せなくなり、同じような結末になる可能性が高いです。
これからあなたが本当に幸せになりたいなら、依存心から来る恋愛は避けるべきです。
彼から愛されるためには彼の気持ちを尊重し、また尊重してもらうことが大切です。しかし彼に依存した関係では、都合よく利用されたり、あるいはウンザリされてしまうことが多いです。
復縁するためには自立した付き合いができるようになりましょう。
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