
彼氏のことが好きすぎて、暇さえあれば好き好きと伝え過ぎていませんか?
もしかしたらその行為は彼にとって負担になっているかもしれません。
好きを伝えることは確かに大切です。
しかし好きの頻度によってはマンネリ化したり、逆にプレッシャーになることも考えられます。
彼との付き合いをこれから楽しんでいくためには、彼があなたに対して好きと言ってくれる状態を目指すべきです。
そこでこの記事では「彼に好きって言わないほうが良いのか?じゃあ好きって言ってくれない彼氏にはどうすればいいの?」という不安に答えていきます。
好きって言わない方がいい理由
恋愛において「好き」という言葉は非常に強力です。
しかし、常にこの言葉を使うことが良いとは限りません。以下に、頻繁に「好き」と伝えることのデメリットをいくつか挙げます。
①マンネリ化する
「好き」という言葉は、愛情を伝える非常に強力です。
仮に付き合っているのにまったく好きだと言われなかったら、「自分のこと好きじゃないんだな」と思ってしまうでしょう。
しかし逆に、頻繁に使い過ぎてしまっても嬉しさが薄れていきやすいです。
「好き」という言葉は特別なタイミングで使ったほうが嬉しいもの。しかし伝えすぎてしまうと当たり前となり、ありがたみを感じなくなってしまうのです。
例えば男性からプレゼントをされたら嬉しいものですが、あまり頻繁にプレゼントばかりされたらありがたみがなくなりますよね。
それに男性からすれば、あまり好きと言わない彼女のほうが「俺のこと好きなのかな?」と気になるようになります。
その気になるタイミングで「好きだよ」と言われる方が、より感情が揺さぶられ、嬉しさを感じるものです。
「好き」という言葉は伝えすぎるとマンネリ化が強くなるため、頻繁に使うのはおすすめできません。
②不安が生じなくなる
常に好きと言われ続けることで不安が生じなくなります。
人間とはワガママな生き物。
恋人と安定した関係を築きたいと思いつつも、安定しすぎると刺激を求めます。刺激とは感情が揺さぶられるような体験のことで、恋人との関係やデートがマンネリ化してきて刺激がなくなると他の異性や体験に刺激を求めていくのです。
特に男性の場合は恋人がいたとしても、本能的に他の女性に目が向いてしまうことが多いため、刺激がなさ過ぎるのは他好きや浮気のリスクが上がります。
あなたが彼に好きと確信させてしまうと、不安が生じなくなり逆に刺激を求めてしまうことがあります。
③負担に感じるようになる
「好き」という言葉を頻繁に聞くことで、あなたに対してプレッシャーや負担を感じるようになることがあります。
特に、その気持ちに応えられないと感じるとき、重たく感じるようになります。
彼女から好きと言われると、彼氏はその言葉に応えようとして「俺も好きだよ」と言ってくれます。しかしあまりに好きと言われすぎると、彼の中で義務感が生まれてきてしまい、感情よりも義務感が上回ってしまうのです。
彼の中で好きと言われることが負担に感じてしまうと、徐々にストレスが生まれていきます。あまり好きと言いすぎることは、彼が自発的に「好きだよ」と伝える選択肢を奪ってしまっているかもしれないのです。
④当たり前になってしまう
「日常的に好きと言われることが当たり前」になると、その言葉の意味や重みが失われてしまうことがあります。
人間とは当たり前に感じると、ありがたみをつい忘れてしまいます。
例えば
- ご飯が食べられる
- 寝る場所がある
- 給料がもらえる
など、当たり前だと感じることに関していちいちありがたみを感じることって少ないですよね。好きという言葉もそうで、言われすぎてしまうと「好き」と言われても何も感じなくなってしまうのです。
恋愛においても「完全に好き」よりも「好きかどうかわからない」という方が相手のことが気になりますよね。好きかどうかわからなくて不安な時に「好きだよ」と言われると、安心感と嬉しさでいっぱいになるのです。
好きという言葉を伝えることは大切です。しかし彼から当たり前と思われないように、頻度を考えることが重要です。
⑤自己満足な行為に見える
好き好きと伝え過ぎる行為は自己満足と取られる可能性があります。好きという言葉は言われて嬉しいタイミングがあります。
嬉しいタイミングとは例えば
- 特別な日
- 気持ちが高まった瞬間
- 飲み会など
です。いずれにせよ気分が高まっている状態で言われたほうが嬉しいし、気持ちが満たされるものです。
あなたがいう「好き」は、自分が言いたくて言っていませんか?彼が好きという言葉を求めているならまだしも、自分が言いたいだけの好きは自己満足に取られやすいです。
いくら恋人関係とはいえ、自己満足な行為ばかりしていると徐々に彼の気持ちが離れてしまう可能性があります。
好きって言わない彼の男性心理とは?



そう思ってしまいますよね。
ですが男性は女性と比べて好きを伝えてくれる人は少ないです。次に男性が「好き」と言わない理由について詳しく書いてみました。
①行動で伝えている
言葉よりも行動で愛情を示すタイプの男性は多いです。
彼らは言葉ではなく、男性ならではの行動や態度で自分の気持ちを伝えています。行動といっても女性が想像するような行動ではなく、かなりわかりにくいのです。
例えば
- デートに行く
- ご飯を食べに行く
- プレゼントをあげる
などです。ポイントは「事実に着目している」という点です。
女性の感覚としてはデートに行くことよりも「デートにいって一緒に楽しむ」ということが大切と感じますよね。
でも男性の多くは「デートに行ったという事実=好意がある」という伝え方をします。だからよく女性と喧嘩になった時に「え、この前デート行ったじゃん」などの言い分を伝えるのです。
彼からすれば彼女としかしない事をしてるんだから好きに決まってるでしょ、という言い分です。
「好きだから付き合っているんだよ」という発言をする男性もいます。
男性は女性よりもコミュニケーション能力が高くないため、わかりにくい形で伝えていることが多いですね。
女性が「一緒に楽しむ」という感情的な体験を重視しているのに対して、男性は「デートに行く」という事実を重要視しているので、そこで男女のズレが生じることが多いですね。
②プライドが高い
男性特有のプライドが邪魔をして好きだと伝えられない可能性があります。
プライドが高い男性は女性に対して下手に出たり、発言や考えを肯定するのが苦手です。男性によっては女性に好きと伝えることをダサいと考える人もいます。
普段からあなたの話を聞かなかったり、上から目線で話してくるようなタイプの場合、面と向かって好きと言ってくれることは少ないでしょう。
プライドが高いタイプの彼の場合、好きと伝えてもらうのは難しいかもしれませんね。
③照れくさい
単純に「好き」という言葉を言うのが照れくさいと感じる男性もいます。
私の友人男性のケースでは女性を褒めたり、好意を伝える言葉を恥ずかしくて言えないと言っていました。
またそういった好意を面と向かって伝えられる男性のことをチャラ男とも呼んでいました(笑)
モテる男性なら自然と好意を伝えたりできるもの。
しかし、恋愛経験の少ない男性は照れくさくて好きだよと言いづらいのです。
特に異性の友達が少ない男性は、より女性に対して言葉で伝えることが苦手なため、なかなか好きとは言ってくれないでしょう。
好きって言わないでと言われたら?
もし彼氏から「あんまり好きって言わないで」と言われたら、どのように対応すれば良いのでしょうか。その際の対処法について書いてみます。
①彼の真意を読み取る
まずは「なぜ好きって言わないでと言ってきたのか?」という彼の真意を読み取ることが大切です。
彼に「なんでダメなの?」と問い詰めてしまうのはやめておきましょう。
彼も上手く説明できないことが多いため、あまり明確な答えは返ってきませんし、あるいは面倒だと感じて適当な答えを返して来ることもあります。
大抵の場合
- 「たまに好きって言われる方が嬉しい」
- 「自分から好きって言いたい」
のどちらかの意味であることが多いです(あるいは両方)。
好き好き言い過ぎるとマンネリ化すると記事の前半で書きましたが、言いすぎてありがたみを感じないどころか負担になってしまっていることもあります。
「やめて欲しい」と言っているくらいなので、彼に好きというのをやめてみましょう。
なお、好きという言葉を完全にやめろと言っているわけではないので、彼の方から好きだよと言われるようなことがあれば自分も伝えていいでしょう。
いずれにせよ彼から好きと言ってくれるのを待つ方が絆は深まりやすいです。
②ありがとうを伝える
「好き」という言葉の代わりに、さりげない行動に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみてください。
例えば居酒屋に行った時に飲み物を渡してくれたり、グラスを拭いてくれたり、お箸を取ってくれたりした時に「ありがとう」と言ってみるのもおすすめです。
ありがとうはあらゆる場面で使えて、また言われて嫌な気分になる人はいません。ありがとうはお返しを求めてするものではなく「彼の行為に対するありがとう」だからです。
好きを伝えるよりも彼の何気ない行動に対してありがとうを伝えたほうが気持ちが満たされやすいです。
③褒める
彼を褒めることを心がけてみましょう。
彼の良いところや頑張っているところを褒めることで、愛情を伝えることができます。褒めることで、相手の自信やモチベーションを高めることもできます。
褒めるポイントとしてはなるべく内面を褒めることです。
男女問わずに嬉しいのは中身を褒められることです。もちろん表面的な言葉でも嬉しいには嬉しいですが、内面を見て上げることで「ちゃんと自分のこと見てくれてるんだな」と思ってもらえます。
「センスあるよね」
「○○くんって気遣いできるよね」
「そういうことができる行動力がすごいと思う」
など、彼の思考や行動、価値観やセンスなどの中身を褒めることで「自分のこと見てくれてるんだな」と嬉しくなりやすいです。
好きと伝える代わりに彼の中身をしっかり見て、その中身のいい部分を見つけてあげましょう。自分の中身をちゃんと知ってくれるあなたのことを大切にしようと思ってくれるはずですよ。
特別感のある「好き」を伝えよう
せっかく好きと伝えるなら、ちゃんと彼にも嬉しいって思ってもらいたいですよね。そのためにはちゃんと特別感のあるタイミングで好きと伝えることが効果的です。
女性は感情の生き物と言いますが、男性だって恋愛においては感情で行動します。
彼が嬉しくなるようなタイミングで好きと伝えることで、より仲良く過ごし続けることができますよ。
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